男性芸、力強く 飛輪の会公演


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「執心鐘入」を演じる佐辺良和(右)と山崎啓貴=4月19日、那覇市の沖縄タイムスホール

 男性舞踊家「飛輪の会」は4月19日、那覇市の沖縄タイムスホールで第14回「飛輪の舞」を開催した。組踊「執心鐘入」や舞踊など11演目を披露。泡瀬京太郎保存会と佐辺良和が指導した「京太郎」では、力強い男性芸を見せた。

 「執心鐘入」の立方は佐辺、山崎啓貴、比嘉良雄、儀保政彦、金城陽一、名嘉正光。鬼女と座主らの対決場面で笛を細かく切るように吹いていたのが、立方の動きと合っていないように思えた。ベテランの島袋光尋は「高平良万歳」、海勢頭あけるは「花風」を踊った。