もとぶ牛で革草履 本部町特産品を活用


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
「もとぶ牛の革ぞうり」をPRする革人(かわんちゅ)の池田崇代表=本部町の同店

 革製品の小物入れや草履などを販売する「革人(かわんちゅ)」(本部町、池田崇代表)は、もとぶ牛の革を使った「もとぶ牛の革ぞうり」の販売を4月から開始した。町特産の素材を活用した新商品開発で地域活性化に取り組んでいく考えだ。

 池田代表は「もとぶ牛の革は他の革草履商品よりもきめ細かい肌触りで、なじみやすい」と説明。底部はゴム仕様のため、軽く歩きやすいという。鼻緒をオプションから選べ、無料の刻印もでき、自分だけのオリジナル革草履が作れる。価格は税込み6800~9千円。
 5月には、「通販生活」で紹介され限定700足で販売したが、増産依頼が来るほどの人気を博した。
 家族で来店した観光客は「愛用歴3年目。履き心地が他のサンダルとは全然違う」と話した。池田代表は「今後この商品を本部町の特産物にできるよう、さらに進化させていきたい」と話した。
 6月26日~7月3日には、那覇市のパレット久茂地で期間限定で出店する。問い合わせは同店(電話)0980(48)2515。
(上江洲真梨子)