虫よけ衣服を県内展開へ ウォータージャパン


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虫よけ効果のあるインセクトシールドの県内販売総代理店となったウォータージャパンの宮城枇呂社長(右)とインセクトシールドジャパンの松永孝治社長=琉球新報社

 水販売のウォータージャパン(沖縄市、宮城枇呂社長)は23日までに、繊維に虫よけ加工した「インセクトシールド」を使った衣料などを県内で販売する総代理店契約をインセクトシールドジャパン(東京、松永孝治社長)と結んだ。

除虫菊から抽出した忌避成分を繊維に密着し、70回洗濯しても効果が持続するという。野外作業に適したメッシュ状のパーカや帽子、ストールなどが製品化されている。県内で初年度の売り上げは1千万円を目指す。
 宮城社長は「水事業に加えて、安全・安心・エコに関わるビジネスを新たに展開して地域貢献したい。将来的には虫よけかりゆしもできるのではないか。これからのキャンプの季節には最適だ」と話した。
 インセクトシールドの日本法人によると、米軍の制服にも採用されているという。米環境保護局(EPA)にも登録されている。無色無臭で子どもから大人まで使用できる。
 松永社長は「従来のスプレーなどの防虫とは全く違い、新しい時代の常識となる。空き缶も出ないので環境にも優しく安全で効果がある」とPRした。
 ペット用の虫よけTシャツもある。メッシュパーカは税込み7693円、ストールは同5142円。問い合わせはフリーダイヤル(0120)390491。