肉球作製、フレームに残そう ラミネックスがペット向けサービス


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ラミネックスセンターが開発したにくきゅうフレーム

 ラミネート加工などを手掛けるラミネックスセンター(沖縄市、徳門聡佳社長)は、犬や猫の足型を残す肉球作製サービス「にくきゅうフレーム」を開発した。肉球が立体的に浮き出る仕様で、県内初のサービス。

徳門社長は「ペットが家族になった喜びやうれしさを残してほしい」とPRし、県内外からの需要を見込んでいる。同社は既に、子どもの誕生や親の還暦など、祝い事を記念して手型を作製している。その技術を使い、4月からペット向けサービスを開始した。
 「にくきゅうフレーム」は、同社メモリアル担当の津波正邦さんが拾ってきた猫がきっかけ。「猫が家族になった瞬間の記憶を残そうという発想だった」と話す。
 飼い主が撮影したペットの肉球の写真を、同社が複写し発泡紙を利用して肉球を作製。肉球のほかに、ペットの写真や名前、メッセージを記入し、オリジナル額縁で飾ることができる。大きさやフレームなどデザインは全11種類の中から選べ、申し込みから2~3週間ほどで郵送する。価格は7千~1万300円(税別)。問い合わせは那覇店(電話)098(869)1110。