創立45周年迎え継承へ誓い新た 野村流音楽協会関東支部


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野村流音楽協会関東支部の創立45周年記念公演=15日、神奈川県の川崎市教育文化会館

 【神奈川】野村流音楽協会関東支部(小那覇安睦支部長)は15日、神奈川県の川崎市教育文化会館で創立45周年記念公演を開いた。会員ら200人余が出演し、沖縄の伝統芸能の継承へ決意を新たにした。

 関東支部は神奈川支部を前身とし、活動を関東一円に広げたことから1970年4月に結成された。
 幕開けは沖縄の本部や関西支部も含め総勢130人余の会員による「かぎやで風」「金武節」「揚作田節」の迫力ある斉唱だった。関東支部の女性教師、男性教師による独唱もあり、味わいの異なる歌三線で魅了した。
 小那覇会長は「会員の多くを県外出身者が占め、沖縄の歌三線に親しんでいる。今後も琉球古典音楽の普及発展に努力していきたい」とあいさつした。