W杯日本―コロンビア戦 1次リーグ敗退に涙ぐむ人も


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日本が2点目を失い、ため息を漏らす観戦者=25日午前、6時16分=那覇市銘苅の「SPORTS居食屋 輪輪」

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、日本対コロンビア戦が行われた25日早朝、那覇市銘苅の「SPORTS居食屋 輪輪」には午前5時の試合開始前から次々と人が集まり、最終的には約170人が熱戦を見守った。

 コロンビアに失点を許した日本代表が前半終了間際、岡崎慎司選手のヘディングで同点に追い付く場面では、店内から歓声と拍手が湧き起こった。後半に入ると、店内には「ニッポン」と連呼する声が響き渡った。しかしコロンビアが相次いで得点を重ね、1―4で日本の敗北が決まると、店内は静まりかえり、ぼうぜんと立ち尽くす人や涙ぐむ人の姿がみられた。
 明け方までのアルバイトを終えて、そのまま直接店に駆け付けた石川弘介さん(18)=浦添市=は「岡崎選手のゴールはうれしかった。次のW杯はベスト8を目指して頑張ってほしい」とエールを送った。【琉球新報電子版】