県内路線価横ばい モノレール13駅で上昇 沖縄国税事務所公表


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 沖縄国税事務所は1日、相続税や贈与税の算定基準となる2014年1月1日現在の県内路線価(1平方メートル当たり)を公表した。県内の約3200地点の標準宅地の評価基準額の平均増減率は前年比ゼロで6年ぶりに横ばいとなった。

 県内の最高路線価は那覇市久茂地3丁目(国際通り)のみずほ銀行那覇支店前で5・5%増の58万円。那覇、北那覇、沖縄の3税務署で増加し、名護と離島が横ばいとなった。
 沖縄都市モノレール全15駅の駅前路線価は前年比プラス2・8%で、2年連続で上昇した。最も高かったのは旭橋駅前で1・8%増の28万円。全15駅のうち13駅で上昇し、横ばいは2駅、下落した駅前はなかった。
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