糸数さんら4人 神のバトン賞


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 県内の小中高校生を対象に詩の作品を顕彰する第12回神のバトン賞(主催・琉球新報社)の選考会がこのほど、那覇市天久の琉球新報社で開かれ、受賞作が決まった。高校生の部は糸数玲香さん(西原高3年)の「古書偏愛」、中学生の部は神里留都さん(南星中3年)の「平和ってなんだろう。」、小学校高学年の部は眞玉橋和信君(城北小5年)の「ぜったい、命はある」、同低学年の部は知念翔也君(玉城小3年)の「森の木」が選ばれた。

 今回の応募総数は743編。内訳は高校生の部190編、中学生の部240編、小学校高学年の部258編、同低学年の部55編だった。選考委員は山之口貘賞受賞者の松原敏夫さん、市原千佳子さん。表彰式は11日午後2時から、那覇市天久の琉球新報社2階ホールで開かれる。受賞、佳作入賞者の朗読もある。
 佳作は次の通り。
 【高校】兼次達己(真和志1年)、島袋陸海(名護3年)
 【中学】ロドマン優梨花(沖縄アミークス1年)、玉城栄輝(佐敷2年)
 【小学校高学年】金城翔也(屋我地6年)、仲松潤一郎(同)
 【小学校低学年】中本有飛(玉城3年)、玉城琉聖(船越3年)