那覇空港貨物量、上期初の8万トン 海外路線就航など背景


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
那覇空港貨物取扱量推移(半期)

 沖縄地区税関那覇空港税関支署は4日、2014年上半期(1~6月)の那覇空港貨物取扱量を公表した。総取扱量は前年同期比25・8%増の8万6682トンで、上期としては初めて8万トンを超えた。2009年の全日本空輸(ANA)による国際貨物ハブ(拠点)事業開始以降、半期の取扱量としては過去最高となった。

 14年に入って新たに広州(中国)やシンガポールへの貨物路線就航や、13年後半から始まった国際クール宅急便の利用も背景にあるとみられる。
 積み込み量は24・8%増の4万1181トン。そのうち輸出は31・9%増の517トン。通過が24・7%増の4万664トン。
 取り卸量が26・8%増の4万5501トン。輸入は9・5%減の2085トンで、通過は29・3%増の4万3416トンだった。