手付き鮮やか、先生は漁師 運天子ども会が魚のさばき方教室


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悪戦苦闘しながら魚をさばく子どもたち=6月22日、今帰仁村運天公民館

 【今帰仁】今帰仁村運天区(高田智子区長)は6月22日、公民館で子ども会(當山魁人会長)「魚のさばき方教室」の体験学習を催した。

 同区の漁師、運天政成さん(46)が前日に釣り上げたタマンや、イシミーバイ、ヤマトビなど新鮮な魚を使い、種類や特徴を説明。魚のさばき方も指導した。子どもたちは不慣れな包丁さばきながら、うろこ取りや内臓取りに挑戦した。
 さばいた魚は、魚汁やバター焼き、刺し身などに調理した。昼食に区民が集い、笑顔で食べた。
 午後からは区民交流会も行われ、天底小の名渡山りのさん(5年)、乃愛さん(2年)姉妹による「デンサー節」「ヒヤミカチ節」の三線で幕開け。ステージを盛り上げた。
 歌謡ショーや、同区老人会、青年会の踊りにビンゴゲーム、ゲストに同村湧川区出身のたまんちゅヒロトの大道芸など、多彩な演目で区民は楽しんだ。
 高田区長は「一日かけた行事で、区民がどこでも参加できる内容にした。多くの笑顔が見られて良かった」と笑顔で話した。(新城孝博通信員)

※注:高田智子区長の「高」は旧字体