球陽でも中高一貫 沖縄県教育庁、2017年度開校目指す


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 沖縄県教育庁は、沖縄市の県立球陽高校への中学部設置について検討を始める。早ければ2017年度の開校を目指す。県は開邦高校(南風原町)への中学部設置も検討しており、本島南部、中部の進学校2校を中高一貫とすることで、難関大学への進学率向上、県外進学校への生徒流出を防ぐ狙いがある。

 諸見里明教育長は7日の県議会一般質問で、県立高校への中学部設置について「今(中高一貫体制整備に)遅れを取れば、志を高くした子どもたちが本土へ行ってしまうのではないかと危機感を持っている」と述べ、中学部開設に前向きな姿勢を示した。中川京貴氏(自民)への答弁。