北国の子 沖縄の夏満喫 本部―南富良野、児童交流


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YOSAKOIソーランの踊りを披露する南富良野町の交流団=6月30日、本部町営ホール

 【本部】2014年度北海道南富良野町・本部町親善交流事業「南の国の真夏に挑む体験の旅」が6月30日から4日までの日程で本部町内を中心に開催された。南富良野町親善交流事業団(鈴木誠団長)は6年生29人と随行員5人が訪問した。

両町の交流事業は、国体のカヌー競技が縁で1991年から実施され今回で24回目。
 初日は町営ホールで歓迎夕食会を開催し、高良文雄町長、島袋吉徳町議会議長ら多くの関係者が歓迎、南富良野町親善交流事業団はYOSAKOIソーランの踊りを披露した。本部町婦人会による沖縄料理でのもてなし、南富良野町交流団全員へ旅のお守りの贈り物もあった。
 2日目は交流事業受け入れ校である伊豆味小中校の児童と交流。地域の自然の良さを紹介し、花と緑、チョウの舞う校内を案内した。南富良野町は「まちの紹介」をし、暮らしや文化の違いなどについて学習した。その後、本部小学校で6年生とレクリエーションなどを通しても交流した。
 3日目は美ら海水族館見学、水泳体験、ホームステイで各家族との交流。4日目は南部に移動しひめゆりの塔、平和の礎などを見学した。5日目は那覇空港でお別れ式をして北海道へ出発した。南富良野小学校6年の大泉まどかさんは「沖縄には初めて来た。いろんな方々と交流できた」と感想を述べた。
(上間宏通信員)