同性愛など性的少数者「LGBT」の人々が、より生きやすい社会を目指すイベント「ピンクドット沖縄」(同実行委員会主催、那覇市共催)が21日、那覇市牧志のテンブス館前広場で開かれ、約千人(主催者発表)が参加した。
同性のパートナーとカナダで結婚した県出身者の「里帰り結婚式」をメーンに多彩なイベントが開かれた。
ピンク色やレインボーカラーを身に着けた当事者や支援者が県内外から集い、多様な性の在り方を認め合い、誰もが自分らしく輝ける社会を願い、生き生きとアピールした。
イベントは2009年にシンガポールで始まり、世界各地に広がっている。日本では13年に県内で初開催され、今回で2回目。ピンクドット沖縄共同代表の宮城由香さんは「昨年始まったピンクのドット(点)がことしは大きな輪になった。これからも大きく広がっていくよう願う」と開会宣言した。