久米島に東京直行便 町を挙げて歓迎式


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18日午後、久米島空港ロビーで東京からの乗客を出迎える「く~みん」=久米島空港ロビー

 【久米島】日本トランスオーシャン航空(JTA)の季節運航線、東京―久米島直行便が18日から就航した。久米島空港到着ロビーでは同日、歓迎セレモニーが行われ、久米島町観光協会の比嘉護会長をはじめ、関係者らが観光客を出迎えた。

 初便は約129人の乗客を乗せて久米島に到着。安里屋ユンタなどの演奏が流れる中、マスコットキャラクターの「く~みん」や久米島観光レディらが、久米島特産品などを一人ずつに手渡した。
 埼玉県から家族旅行で訪れた松井純太さん(43)は「久米島では、星の観察会などに参加する予定。子どもたちと自然を満喫したい」と笑顔で答えた。
 JTAの波照間弘光久米島支店長は「直行便が飛ぶことによって、夏場の久米島への観光客が増え、島の活性化につながることを期待したい」と話した。
 運航は8月31日まで。1日1往復。
(盛長容子通信員)