第40回県書道展(県書道美術振興会主催)が22日、浦添市美術館で開幕した。同振興会に加盟する33団体から187点が展示されている。重鎮から新人までがしたためた漢字や仮名、近代詩文書などこん身の作品がそろう。入場無料、27日まで。
開幕に先立ち、開会式が開かれた。同振興会の立津文堂理事長は「初めての美術館開催を足掛かりに、41回目を目指していきたい」と意欲を語り、日頃の活動を支える会員らへ感謝を表した。
振興会会長の富田詢一琉球新報社長は「沖縄の書道芸術の一翼を担ってきた背景には、書を愛する役員や会員の支えがあり、敬意と感謝を表したい。観覧者にはさまざまな書風を楽しんでほしい」とあいさつした。