タピックグループ、屋我地ビーチ取得 森林海洋療法を展開


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 ホテルなどを経営する医療法人のタピックグループ(沖縄市、宮里好一代表)はキャンプ場などを運営する屋我ビーチセンター(名護市)を買収し、屋我地ビーチで新たな事業を展開する。同グループの初ビーチ運営となる。カヌーなどマリンスポーツの導入や近隣のホテルと連携し同ビーチへの送客、結婚式場としての活用なども検討している。

さらに将来は観光医療の拠点として整備していく。
 同ビーチは名護市北西に位置し、東シナ海と羽地内海の二つの海にまたがる。干潮前後の特定の時間に本島陸地と小島が道のようにつながる「トンボロ現象」がある。県内唯一同現象を体験できるビーチという。
 宮里代表は「今後同ビーチ近くの森で瞑想(めいそう)や座禅ができるよう整備し、海と森を利用した森林海洋療法を進めていきたい」と話した。