エーデルワイス県内へ 来年にも自社店舗


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仲井真弘多知事(右)に県内での事業展開を報告するエーデルワイスの比屋根毅会長(中央)と比屋根祥行社長=25日、県庁

 洋菓子メーカー全国大手のエーデルワイス(神戸市、比屋根祥行社長)は2015年にも県内進出する。自社店舗を本島内に建設し、エーデルワイスの名前を使った独自ブランドで、沖縄の素材を利用した土産品を開発する。年間売り上げ10億円を目指す。県によると、同社は今後沖縄を拠点に本土やアジアへの洋菓子輸出も検討しているという。

 自社店舗で洋菓子や土産品を販売するほか、食事も提供する。現在同社が所蔵する製菓道具や洋菓子文化を語る貴重な資料などを県内店舗でも展示し、食文化発信の場として展開していく。25日、同社比屋根毅会長と比屋根祥行社長は県庁に仲井真弘多知事を訪れ、今後の事業展開を報告した。
 比屋根会長は「沖縄から世界に羽ばたく菓子を開発し、発信していきたい。女性や若い人に喜んでもらう店もつくりたい」と話した。
 エーデルワイスは現在80店舗を経営し、8ブランドの洋菓子を製造・販売している。