渡嘉敷から全国放送 NHKラジオ、国立公園をPR


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 【渡嘉敷】NHKラジオ第1放送の全国公開生放送が21日、午後1時05分から3時55分の間、渡嘉敷村の国立沖縄青少年交流の家講堂から生中継され「慶良間諸島国立公園・渡嘉敷島」を全国へPRした。NHKラジオセンターの渡邉晃廣チーフディレクターと渡嘉敷村との縁で番組を企画、同村でのラジオ生放送は初めて。

 会場には座間味昌茂村長ら住民や観光客ら約100人が訪れ、公開生放送を楽しんだ。
 NHKラジオ「午後のまりやーじゅ」毎週月曜~金曜~ごごまりスペシャルin渡嘉敷~歌とトークでつづる番組。パーソナリティーはタレントの山田まりやさん、DJの赤坂泰彦さん、ロックンローラーの近田春夫さんが務めた。
 番組の冒頭、中倉隆道アナウンサーが県や慶良間諸島、渡嘉敷島、青少年交流の家などを紹介し、渡嘉敷青年会エイサーの三線と勇壮な太鼓がオープニングを飾った。赤坂さんが慶良間諸島の海、山、星空など島の魅力をジョークを交えて紹介し、山田さんの明るく元気な笑い声が響いた。
 「渡嘉敷島を丸かじりした気分」「40年前に渡嘉敷を訪れた」「きれいな海をぜひ見たい」など、リスナーからの便りが紹介されると会場から拍手が送られた。最後は、沖縄のカチャーシーを踊り番組を締めくくった。
 座間味村長は「慶良間諸島国立公園、渡嘉敷島が番組を通じて全国へPRできて感謝する」と礼を述べた。
(米田英明通信員)

番組のパーソナリティーを務めた赤坂泰彦さん(前列左)、近田春夫さん(同右)、山田まりやさん(後列左)ら=21日、国立沖縄青少年交流の家講堂
番組のオープニングを飾る渡嘉敷青年会のエイサー=21日、国立沖縄青少年交流の家講堂