そろばんで国際交流 競技大会に533人


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533人が参加した国際親善珠算競技大会=27日、那覇市の県立武道館

 国際親善珠算競技大会(全国珠算教育連盟沖縄県支部主催)が27日、那覇市の県立武道館で開催された。今回13回目となる大会は台湾、マレーシア、米国など海外からも参加し、沖縄初開催となった。

県内の幼稚園児から大学生まで369人が参加した他、国内からは群馬県9人、海外155人の計533人が参加した。競技の他アトラクションやレクリエーションを通して友好の輪も広げた。
 暗算、珠算、文章問題などの競技の他、全国でも最高水準の沖縄県代表者による暗算や英語の読み上げ算などのデモンストレーションもあった。13桁までの暗算を見事に正解すると、会場から大きな拍手が送られた。
 フラッシュ暗算の模範演技をした沖尚中2年の名嘉眞尚也君(13)は「外国の選手をはじめ、大勢が注目する中での暗算はとても緊張したが、いい経験になった」と笑顔で話した。