国際L&D 3号棟着工 IT津梁パーク、来年3月完成へ


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沖縄IT津梁パーク企業集積施設3号棟(完成予想図)

 国内外でメガソーラー発電所などを開発する日本アジアグループ(東京、山下哲生社長)の子会社、国際ランド&ディベロップメント(国際L&D、東京、金丸直幹社長)は28日までに、うるま市州崎の沖縄IT津梁パークで、企業集積施設3号棟の建設に着手した。

来年3月の完成を目指す。
 起工式と安全祈願祭が23日、建設予定地で開かれた。施設は3階建て鉄骨造り。施設面積は約9566平方メートル、延べ床面積約3千平方メートル。国際L&Dが開発事業者として建設し、県が15年契約で借り上げる。省エネ・創エネ対策を備えた「グリーンビル」として開発し、建物屋上に太陽光パネルを設置するほか、雨水を地下貯水槽に貯留し、散水や設備の洗浄に利用する。
 3号棟には、グロヴァレックス沖縄、琉球国際航業、デジタルビジョンの3社が入居する。来年4月に3社合わせて300人規模で業務開始を目指す。