感動与える沖縄に 観光月間スタート「めんそーれ」宣言発表


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観光客にちらしを配って沖縄観光をPRする、ゆるキャラたち=1日午前、那覇空港

 県と沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、上原良幸会長)、県内経済団体などで構成するめんそーれ沖縄県民運動推進協議会は1日、初の観光月間キックオフナイトを那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで開いた。

沖縄観光を盛り上げようと「めんそーれ沖縄」県民宣言も発表された。県内観光関連事業者ら約200人が参加した。
 「めんそーれ沖縄」は、県民の国際感覚やホスピタリティーを向上するほか、国内外観光客が満足する質の高いサービスを提供し、訪れる人々に感動を与える魅力的な観光地づくりに努める―などを決定した。
 仲井真弘多知事は「2013年度の入域観光客数は過去最高を達成した。県民の生活にも影響を与えただろう。観光月間の8月をいい月になるよう頑張っていきたい」とあいさつした。

◆ゆるキャラ出迎え/那覇空港で歓迎式
 「観光月間」が1日スタートし、県と沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は同日午前、那覇空港到着ロビーで歓迎セレモニーを開いた。県内各地のゆるキャラやキャンペーンレディーが到着ロビーでちらしやうちわを配って観光客を出迎えた。
 この日の午前は台風の影響で大荒れの天気となった。大阪から家族で沖縄を訪れた藤原大輔さん(31)は「飛行機が降りてよかった。美ら海水族館に行ったり、沖縄そばを食べたりしたい」と話していた。