70点超の作品、伊計島彩る イチハナリアートが開幕


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テープカットで開幕した2014イチハナリアートプロジェクト=2日午前10時すぎ、うるま市・旧伊計小中学校

 【うるま】島全体をアートで彩る「2014イチハナリアートプロジェクト」(主催・うるま市観光物産協会、共催・うるま市、日本こうさく学研究会、琉球新報社)が2日、うるま市の伊計島を舞台に開幕した。2カ月にわたるロングラン企画で、県内外のアーティストが創作した70点以上の作品が展示されている。今回で3回目。

 プロジェクトは、芸術家、美術家と地元住民の協働によるアートでの島おこし。主会場は旧伊計小中学校で、12点の屋外展示もある。ことしは24日までを前期、30日から9月28日までを後期として開催する。開場は10時から17時。土、日曜日、公休日は18時まで。入場料は大人300円、中学生以下は無料。
 オープニングセレモニーで市観光物産協会の伊佐盛男理事長は「島の人々とアーティストとの息が合い、島が一つになるアート展になってきた」とあいさつ。
 島袋俊夫市長は「芸術界の登竜門、島発展の起爆剤になることを期待したい」と話した。問い合わせは、うるま市観光物産協会(電話)098(978)0077。