「察度王」堂々の行進 宜野湾ではごろも祭り


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王朝時代の衣装に身を包み、宜野湾の街を練り歩く「察度王歴史絵巻行列」=2日、宜野湾市の歓海門通り

 【宜野湾】宜野湾市の夏を彩る「第37回宜野湾はごろも祭り」(同祭り実行委員会主催)が2日、宜野湾海浜公園多目的広場で開幕した。3日まで。羽衣伝説で伝えられる郷土の英雄・察度(さっと)の業績をたたえる「察度王歴史絵巻行列」が会場周辺道路で行われ、威風堂々としたたたずまいの察度王、羽衣を身に着けた天女ら総勢160人が練り歩き、観衆の注目を集めた。

 コンベンション通りなどの路上では子どもエイサーや青年エイサー、特設ステージではジョニー宜野湾&WALE WALEなど、さまざまな舞台が繰り広げられ、集まった観客を沸かせた。
 3日午後5時から会場特設ステージで「第26回飛衣羽衣(とびんすはにんす)カチャーシー大会」(同祭り実行委員会主催、琉球新報社共催)が開催される。