【台風11号】大東島地方は7日朝にも暴風域 西寄りなら本島も


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 沖縄気象台によると、強い台風11号は5日午前9時現在、フィリピンの東の海上にあり時速15キロで北に進んでいる。今後も北へ進み大東島地方に接近する見込み。大東島地方は7日朝から昼前にかけて暴風域に入る恐れがある。

 沖縄本島地方はこのまま予報円の中心を進めば暴風域に入らないが、進路が西寄りのコースをたどれば8日にも暴風域にかかる恐れがある。最接近は大東島地方が7日午前、本島地方は8日以降とみられる。
 大東島地方では6日から非常に強い風が吹き、7メートルの大しけとなる見通し。5、6日は沖縄本島地方も4~5メートル、先島諸島も3メートルの高波に注意が必要とされる。
 中心気圧950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速40メートル、最大瞬間風速60メートル。風速25メートル以上の暴風域は中心から半径150キロ、風速15メートル以上の強風域は南側440キロ、北側330キロ。
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