台風１１号　大東で瞬間４７・３メートル

　台風１１号は７日午後９時現在、南大東島の北東約８０キロにあり、大東島地方を風速２５メートル以上の暴風域に巻き込みながら強い勢力を維持したまま時速１５キロの速さで北に進んでいる。

大東島地方は８日正午までに暴風域を抜ける見込み。沿岸は８日、大東島地方で１０メートルの猛烈なしけ、本島・久米島地方でも５～６メートル。沖縄気象台は浸水や冠水に注意を呼び掛けている。
　沖縄電力によると７日午後１０時現在、南大東村で５００戸、北大東村で２００戸が停電している。７日午後１０時までの最大瞬間風速は北大東と南大東空港で４７・３メートルを観測した。