きょう8日は旧盆入りのウンケー。ご先祖さまを迎えるに当たり、那覇市の第一牧志公設市場周辺には7日、お供え物を買い求める人の姿が多く見られた。
市場内の精肉店には三枚肉などを買い求める客が訪れた。市場外の青果店にはグーサンウージ(サトウキビのつえ)やゴボウ、新ショウガ、ターンム(田芋)などがずらりと並び、訪れる客が真剣に品定めしていた。
宮良良子(よしこ)さん(80)ら3人は首里から訪れ、長いグーサンウージ2本を購入した。与那国出身の宮良さんは、昔は長さ30センチほどのキビ10本を束ねたものを2組準備していたという。「今はキビを食べる人も少ないので、本島風に2本だけ買っている。あしたはウンケージューシーを作ってお迎えしたい」などと話した。