オスプレイ落雷日時特定できず 米軍、事故機飛行再開へ


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 【ワシントン=島袋良太本紙特派員】6月に米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが落雷事故に遭った件で、米海兵隊は7日、本紙の取材に「事故の発生日時は特定できない」と回答した。

その上で、さらなる機体の調査、修理を経て安全が確認できれば、機体の通常飛行を再開すると説明した。
 米海軍安全センターによると、落雷事故は6月27日に山口県岩国基地から普天間飛行場への移動中に起き、機体の損傷は最も重い「クラスA」に分類していた。米海兵隊は事故のクラスA分類は「最終決定したわけではない」と今後変更される可能性を示唆した。
 一方、米海兵隊は県や宜野湾市に対し、事故は駐機中に起きたと説明していた。米海兵隊によると、落雷被害は地上での通常の整備作業中に発見し、機体の飛行中に落雷を示す事象は関知されなかったという。