名護・大浦、シーカヤックで自然満喫 雨風に負けず熱戦


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 【名護】「第2回わんさかシーカヤック大会」(二見以北地域振興会主催)が17日、名護市のわんさか大浦パーク前の大浦川~大浦湾で開催された。6部門に47チームが参加し、やんばるの自然を満喫しながら、レースや応援を通して地域内外の交流を楽しんだ。

 大会は往復188メートルのコースを2人1組で競った。この日はあいにくの天気だったが、雨にも負けず、パドルをこぐ姿に応援も盛り上がった。地域対抗では、各区の代表が熱戦を繰り広げた。
 中学生の部2位の嘉那原音愛さん(14)=緑風学園8年=は「雨風でこぎにくかったけど、海に出ると気持ちよくて風に乗るとすいすい進んで楽しかった」と笑顔を見せた。
 ボードに立ってパドルでこぐ新しい水上スポーツ「スタンドアップパドルボード(SUP)」の無料体験もあり、参加者らは大浦川のマングローブなど豊かな自然を楽しんだ。
 大会実行委員長の宜寿次聰同振興会会長は「やんばるの豊かな地域資源を発信するきっかけにしたい」と語った。
 各部門の優勝チームは次の通り。
 【中学生】大浦子供会A
 【親子】チームみなと
 【一般男子】チーム亮
 【一般女子】チームかな子
 【男女ペア】友遊会
 【13区対抗の部】底仁屋

熱戦が繰り広げられた第2回わんさかシーカヤック大会=17日、名護市
ボードに立ってパドルをこぎながら水上を進むSUPの無料体験