国映館跡地に台湾大手ホテル進出 2017年開業


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 ホテル運営を手掛ける台湾ホテル大手の雲朗(うんろう)観光(台北市、張安平CEO=最高経営責任者)が、那覇市国際通り沿いの国映館跡地に建設予定のホテル運営に乗り出すことが22日分かった。

同社の日本進出は初めて。早ければ2015年にも着工し、17年に開業する見通しだ。雇用者数は200人以上とみられる。
 雲朗観光は、台湾国内で五つ星ホテルを含む5ブランド計13ホテル、中国で1ホテル、イタリアで2ブランド計5ホテルを運営している。国映館跡地のホテルは新ブランドで運営するという。雲朗観光は「沖縄マーケットに非常に期待している」と話した。
 ホテル敷地は雲朗観光の関連企業で、台湾大手セメント会社、嘉新水泥(チアシン・セメント、台北市、張剛綸CEO)が所有している。(呉俐君)