米F15 嘉手納でも緊急着陸 ブレーキ不具合か


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 【嘉手納】米バージニア州のF15C戦闘機墜落事故発生後の28日午前10時50分ごろ、米空軍嘉手納基地では同型機の緊急着陸が確認された。

目撃者によると、同基地所属のF15C戦闘機が着陸の後、南側滑走路の中間地点付近で主脚部分から白煙を発生させ、緊急停止用のワイヤに機体のフックをかけて緊急停止したという。
 ブレーキ部分に何らかのトラブルがあったとみられ、消防車両数台が出動し、隊員や整備士が機体を取り囲む様子が確認された。午前11時10分ごろにはエンジンを停止し、けん引車で駐機場へ移動した。
 米国での事故機はマサチューセッツ州のバーンズ州空軍基地の第104戦闘航空団131戦闘飛行隊のF15C戦闘機。