イスラム過激派が30人拉致か ナイジェリア北東部


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 【ナイロビ共同】フランス公共ラジオによると、ナイジェリア北東部ボルノ州の州都マイドゥグリ郊外で26日までに、イスラム過激派ボコ・ハラムとみられる武装集団が村を襲撃し、少年や少女ら計約30人を拉致した。また近くの別の村では17人が殺害されたという。
 政府は17日にボコ・ハラムと停戦合意したと発表し、4月に拉致された200人以上の女子生徒の解放を目指すとしていたが、その後もボコ・ハラムの関与が疑われる襲撃事件や爆破テロが発生。合意の信ぴょう性に疑念の声が上がっている。
 地域の有力者によると、拉致されたのは襲撃された村の13歳以上の少年らと11歳以上の少女ら。
(共同通信)