【ロンドン共同】子供の権利擁護に貢献した人や組織を顕彰する今年の「世界子供賞」に選ばれたパキスタンのマララ・ユスフザイさん(17)が29日、スウェーデンのストックホルム郊外で授賞式に出席、演説で「権利向上を求めるのは大人や政治家の仕事ではない」と述べ、他人の支援を待つのではなく子供たち自身が声を上げる重要性を強調した。
マララさんは、同賞受賞が各国の子供たちによる投票で決まったことに触れ「本当にうれしい。子供自身が声を上げつつある」と歓迎した。
世界子供賞は子供が中心となって組織し、人権などを学ぶ教育プログラムの一環として2000年に創設された。
(共同通信)
マララさん、子供賞授賞式で演説 「大人に頼らず声上げて」
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琉球新報社