障がい者とデザイナーらが連携したブランド「4NA4NA(ヨナヨナ)」が、やんばるで採れる琉球シナモン(オキナワニッケイ)と山城紅茶をブレンドして「沖縄シナモン紅茶」を新たに開発した。
ドラゴンフルーツとマンゴー、黒糖を使ったラスク「パンダラスク」も併せて二つの新商品を12月に新発売する予定。価格は未定。26日まで開催された第38回沖縄の産業まつりにお目見えした。
4NA4NAは「誰かにあげたくなる、おみやげ」をコンセプトに、県セルプセンターが2012年度に設立した。
県内で活躍するデザイナーやイラストレーター、書家らと障がい者が協業(コラボレーション)して、バッグやシャツ、食品、茶わんなどを生み出している。今回の新商品で10点目となる。
沖縄シナモン紅茶は、ひとくちちんすこうとセットで販売予定。やんばるでからぎ茶として親しまれているシナモンの一種のオキナワニッケイを使って、山城紅茶とブレンド。爽やかな香りが特徴。
パンダラスクは、ドラゴンフルーツとマンゴー、黒糖の三つの味を練り込んだパン生地を焼き、さらにそれぞれの味のペーストを塗って2度焼きした。サクッとした食感と素材の色合いも楽しめる。
産業まつりの会場を訪れた県民らは珍しいラスクの食感を楽しんでいた。
問い合わせは、県セルプセンター(電話)098(882)5663。