シリアへ毎月千人の戦闘員流入 米紙報道


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 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は30日、米軍など有志国連合が過激派「イスラム国」に対する空爆を実施しているにもかかわらず、毎月千人以上の外国人が新たに戦闘員としてシリアに流入していると報じた。
 米情報当局者は「シリアに入る戦闘員の流れは一定しており、総数は増え続けている」と指摘。同紙は米軍主導の空爆作戦が「戦闘員の増加の歯止めになっていない」との見方を示した。
 同紙は米当局者の話として、シリア国内の外国人戦闘員は既に1万6千人を超えたとみられる一方、シリア側への空爆によるイスラム国戦闘員らの死者は約460人にとどまっていると伝えた。
(共同通信)