女児を「包丁で首刺した」と供述 神戸殺害容疑男、精神鑑定請求


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 神戸市長田区の市立名倉小1年、生田美玲さん(6)が殺害された事件で、無職君野康弘容疑者(47)が捜査当局の調べに「ロープで女児の首を絞めた後、包丁で首を数回刺して殺害した」と供述していることが31日、捜査関係者への取材で分かった。
 君野容疑者宅の浴槽下からは先端が欠けた包丁が見つかっており、兵庫県警と神戸地検はこの包丁を使って首を刺した後、遺体を切断した可能性があるとみて供述の裏付けを進める。
 地検は31日にも、君野容疑者の事件当時の刑事責任能力を調べるため、裁判所に鑑定留置を請求する。認められれば、精神鑑定の期間は数カ月になる見込み。
(共同通信)