コラソン連敗、またも1点差 湧永製薬に24―25


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 日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソンは1日、広島県中区スポーツセンターで湧永製薬と戦い、24―25で敗れて開幕から2連敗となった。次戦は2日午後1時から、同センターでトヨタ紡織九州と戦う。

湧永製薬(1勝)
 25―24(15―16,10―8)
琉球コラソン(2敗)

◆“悪癖”出て流れ逃す
 敵地に駆け付けたファミリア(応援団)に、琉球コラソンの選手は深く頭を下げた。1週間前の開幕戦と全く同じスコアの敗戦。悔しさを隠せなかった。
 試合は互いに主導権を奪い合うシーソーゲーム。後半は湧永製薬の守備が緩む時間帯もあり、ややコラソンの流れにあった。だが畳み掛けることができず、逆に残り10分を切ってから棚原良、東長濱秀作が立て続けに退場。きっ抗した展開で自ら劣勢にしてしまう癖は、開幕戦の反省材料だったのに修正できなかった。
 昨季プレーオフ進出争いをした湧永製薬。この先を楽にするためにも、勝っておきたい相手だった。「言葉がない」とため息の東長濱秀吉監督。「変な流れになっている。(8日の)ホーム戦につなげるためにも流れを変えないと」と厳しい口調だった。