宜野湾市の西普天間先行取得 売却申し込み12・6ヘクタール


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 【宜野湾】宜野湾市は来年3月に返還予定の米軍キャンプ瑞慶覧・西普天間住宅地区の土地先行取得の受け付けを10月31日で締め切った。受け付けを始めた6月2日からの約5カ月間で約12・6ヘクタール(268筆)の申し出があり、買い取りを予定している7ヘクタールを大幅に上回った。

市は年内に跡地利用が困難な傾斜地(斜面緑地)の土地を優先しながら契約を進める。
 先行取得は100平方メートル以上の土地が対象で、土地を売った地権者に最大5千万円の税控除を設けている。市は対象外となる100平方メートル未満の土地についても、土地区画整理事業による税控除が適用できるかどうかなどについて県などと協議している。