STAP作れず検証終了 理研が正式発表


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STAP細胞の検証結果について記者会見する理化学研究所の相沢慎一特任顧問(中央)ら=19日午前、東京都港区

 理化学研究所は19日、東京都内で記者会見を開き、小保方晴子氏が担当したSTAP細胞の有無を調べる実験でも細胞は作製できず、実験を打ち切るとする検証結果を正式に発表した。
 STAP論文が撤回され成果は科学的に白紙となっているが、細胞の存在自体も根拠が失われたことになる。
 記者会見には、検証チーム責任者の相沢慎一特任顧問と、小保方氏とは別に検証実験をした丹羽仁史氏らが出席。小保方氏は同席しなかった。
 小保方氏は7月から11月末までの日程で、監視カメラや第三者の立ち会いの下で、STAP細胞を再現できるかどうか自ら実験を進めた。
(共同通信)