大雪で土砂崩れ、撤去作業開始 新潟、長野の県境孤立集落


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国道405号線で発生した土砂崩れ現場で、土砂を取り除く作業員ら=19日午前9時29分、新潟県津南町で共同通信社ヘリから

 大雪に見舞われた新潟県津南町の土砂崩れ現場では19日朝、県が土砂を撤去する作業を開始した。国道405号の寸断によって、町内の19世帯と隣接する長野県栄村の109世帯の計278人が18日夕方から孤立したままとなっており、新潟県は職員を現地に派遣。長野県もヘリコプターで上空から状況を確認した。
 新潟県によると、両県の集落の住民全員と連絡が取れており、けが人などは確認されていないという。
 気象庁によると、津南町の19日午前の積雪量は2メートルを超え、平年の4倍以上になった。
(共同通信)