韓国と同型ウイルスと判明 宮崎県の鳥インフル


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 農林水産省は19日、宮崎県延岡市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザが、ことし韓国などで発生が相次いだウイルスと同じH5N8型と確認されたと発表した。検体の確定検査で判明した。農水省は引き続き、感染経路を調べる。

 H5N8型は、韓国の農場で200件以上確認されている。日本国内でも野鳥やふんから検出されている。今回の発生は4月の熊本県に続き今年2例目となる。
 農水省は、朝鮮半島から冬に飛来する渡り鳥がウイルスを持ち込んだ可能性があるとみている。農水省は今後も全国的に発生する危険性の高い状態が続くと見て、養鶏農家などに警戒を呼び掛けている。
(共同通信)