西之島、標高110メートルに 溶岩は東京ドーム40個分


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 国土地理院(茨城県つくば市)は19日、噴火による拡大が続く小笠原諸島・西之島の新たな航空写真を公開した。標高は110メートルになり、海面に出ている溶岩量は東京ドーム40個分の4970万立方メートルに達した。

 4日と10日に航空機で撮影した。前回撮影した7月の時点では、標高は74メートル、海面上の溶岩量は2220万立方メートル。この5カ月で溶岩量は2倍以上に増えた。面積も2・29平方キロと7月時点の約2倍になった。
 担当者は「溶岩の流出速度も落ちておらず、噴火活動は依然として活発だ」と話している。
(共同通信)