JR東日本が20日午前、東京駅開業100周年を記念したIC乗車券「Suica(スイカ)」(2千円)を限定販売したところ、希望者が東京駅に殺到し、買えなかった人が駅員に詰め寄るなど大混乱した。同社は安全のため販売を中止した。
JR東日本東京支社によると、スイカは赤れんがの駅舎をデザインした1万5千枚で、購入は1人3枚まで。希望者が多く、午前8時だった販売開始時間を前倒しし、午前7時14分から売り出した。その時点で約9千人が列をつくり、徹夜の人もいたとみられる。
駅の販売窓口周辺では買えなかった人が「説明しろ」と駅員を取り囲む場面もあった。
(共同通信)
記念スイカ販売に客殺到し大混乱 東京駅100周年
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琉球新報社