中国「親近感ない」83% 過去最悪、内閣府世論調査


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 内閣府が20日付で発表した「外交に関する世論調査」で、中国に「親しみを感じない」とした回答が83・1%に上り、昨年の調査から2・4ポイント増えた。韓国に対しても66・4%が親近感を否定し、前回から8・4ポイント急増した。いずれも1978年の調査開始以来、最悪の数値を更新した。冷え込んだ対中、対韓関係が、国民の意識に影響を及ぼし続けている状況が浮き彫りとなった。

 調査は10月16~26日に実施された。安倍晋三首相は、調査後の11月に中国の習近平国家主席と2年半ぶりの日中首脳会談を実現し、韓国の朴槿恵大統領と国際会議で会話するなどした。
(共同通信)