昭光通商が2億円超の所得隠し 使途秘匿金と国税局認定


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 東証1部上場で半導体などを扱う商社、昭光通商(東京)が東京国税局の税務調査を受け、2013年12月期までの4年間に、2億数千万円の所得隠しを指摘されたことが21日、分かった。業務委託費として計上したが「使途秘匿金」だったと認定された。
 使途秘匿金は通常の法人税に加え、支払額の40%を制裁課税される。追徴税額は、使途秘匿金課税や重加算税を含め2億数千万円。同社は21日までの取材に「必要な支出と思っていたが、国税当局と見解の違いがあった。指示に従い、既に修正申告し納付を終えた」と説明している。
(共同通信)