大韓前副社長の逮捕状24日請求 安全運航阻害と検察


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12日、事情聴取のため韓国国交省の施設に出頭した大韓航空の趙顕娥前副社長=ソウル(共同)

 【ソウル共同】大韓航空の機内で趙顕娥前副社長(40)が客室乗務員のナッツの出し方に怒って客室サービス責任者を降ろし離陸を遅らせた事件で、ソウル西部地検は23日、航空機の安全運航を阻害したとして24日に航空保安法違反容疑で趙氏の逮捕状を請求すると明らかにした。

 また、趙氏が処罰を免れるよう、飛行機の乗務員らに趙氏の行動に問題はなかったとの虚偽の証言を強要したなどとして、証拠隠滅容疑などで同社常務(57)の逮捕状も請求するとしている。
 裁判所が令状を発付するかどうか決定するのは29日以降になる見通し。
(共同通信)