失跡韓国人は「北朝鮮が殺害」 米高裁が判断示す


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 【ワシントン共同】米ワシントンの連邦高裁は23日、北朝鮮に拉致された可能性がある韓国人牧師の家族が北朝鮮に損害賠償を求めた裁判で「北朝鮮が牧師を拷問し、殺害したとの論理的帰結」に至ったとの判断を示した。その上で、訴えを退けた下級審の決定を覆し、審理を差し戻した。24日付ワシントン・ポスト紙が報じた。
 原告は、米国の永住資格を持つ牧師金東植氏の息子ら。北朝鮮脱出住民(脱北者)らの支援に当たっていた金氏は2000年に中国で行方不明になった。その後、韓国の裁判所で行われた北朝鮮関連の訴訟の中で金氏は北朝鮮に連れ去られたとの証言があったという。
(共同通信)