【ローマ共同】ローマ法王フランシスコは24日夜、カトリックの総本山バチカンのサンピエトロ大聖堂でクリスマスイブのミサを行った。中東やアフリカなどを念頭に、世界中で紛争や対立が絶えない現状を憂い、「今、世界はどれほど優しさを必要としているか」と訴え、平和的な解決を促した。
法王は、何世紀にもわたり暴力や戦争、憎悪が繰り返されてきた「闇に包まれた世界」を憂い、「われわれは優しさによって困難や問題を受け入れる勇気があるのか、それとも非人間的な解決策の方を好むのか」と問い掛けた。法王は25日には、世界に向けてクリスマスのメッセージを伝える。
(共同通信)
ローマ法王、平和訴えイブのミサ 「世界は優しさ必要」
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琉球新報社