インド洋大津波10年で追悼式典 東日本被災地職員も参加


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26日、インドネシア・バンダアチェの追悼式典の会場に集まった女性ら(共同)

 【バンダアチェ共同】大津波でインド洋沿岸諸国の計22万人以上が死亡・行方不明になったスマトラ沖地震から26日で10年を迎えた。最大の被災国インドネシアのアチェ州バンダアチェ市では、東日本大震災の被災地、宮城県東松島市の職員も参加し、犠牲者を追悼する式典が開かれた。
 甚大な被害を受けた各国被災地では復興が進み、国際的な防災協力も強化されたが、大津波の記憶は徐々に風化しており教訓の継承が課題になっている。
 アチェ州の式典にはユスフ・カラ副大統領、ザイニ・アブドゥラ州知事らのほか、州当局によると、復興支援に関わった35カ国の代表も参加した。
(共同通信)