外務省は27日、特定秘密保護法の施行を受けた秘密指定が35件に上ることを明らかにした。国会審議などで特定秘密に移行するとみられていた特別管理秘密などは全体で約46万件に上るが、各行政機関は文書1点ずつではなく、一定のグループを1件として指定を進めている。これに基づくと、全19行政機関の秘密指定は約380件に上っている。
外務省の指定内容は、外国との協議内容などとみられる。
防衛省は対象を約4万5千件としていたが、これも一定のグループで指定しており、グループ別では244件になる。
(共同通信)
19行政機関、秘密指定380件 保護法施行受け
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琉球新報社