ナッツ事件、趙前副社長が出頭 地裁が逮捕状審査


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 【ソウル共同】大韓航空の機内で趙顕娥前副社長(40)が、客室乗務員のナッツの出し方に怒って離陸を遅らせた事件で、趙氏は30日、検察が請求した逮捕状発付の是非を判断する審査のためソウル西部地裁に出頭した。地裁の判断は31日未明にずれ込む可能性もある。趙氏側は、逃走の恐れがなく逮捕する理由はないと主張している。

 趙氏は出頭の際、詰め掛けた多くの報道陣の問い掛けに答えず、うつむいたまま庁舎に入った。
 ソウル西部地検は24日、航空機の安全運航を阻害したとする航空保安法違反のほか、刑法上の強要と業務妨害の容疑で趙氏の逮捕状を請求した。
(共同通信)